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バーニング・オーシャン

「山本真也のキネマ句報(仮)」3本目

『バーニング・オーシャン』(2016)
監督/ピーター・バーグ
出演/マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ケイト・ハドソン

史上最悪の原油流出事故を扱ったこの作品の原題は『Deepwater Horizon』であり、事故現場となったメキシコ湾沖合の石油掘削施設の名称である。しかし、その邦題に加えて、マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル共演と聞けば、海洋パニックアクション大作を思う観客がほとんどだろう。
実話に拠った社会派作品と見れば、冒頭、執拗に描かれる責任の所在が転々とする様も、何が起こっているのか分からない火災の混乱振りも、事故後のPTSDや法廷の断片的描写も頷けるのだが、「バーニング・オーシャン」として臨むと、起承転結のバランス悪く、爆発相次ぐ脱出シーンも消化不良に感じてしまう。鑑賞しながら、自分自身のシフトチェンジを強いられたのだった。
タイトルは真面目に付けて下さい。
写真は、貫禄たっぷりになったケイト・ハドソン。あの頃は、ペニーレインの頃は眩しかった…

薬喰おばさんたちに囲まれて

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)


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レザボア・ドッグス

「山本真也のキネマ句報(仮)」2本目

『レザボア・ドッグス』(1992)
監督/クエンティン・タランティーノ
出演/ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミ

言わずと知れた、クエンティン・タランティーノの監督デビュー作。
予算が無い分、すっぴんと言うか、アンプラグドと言うか、タランティーノのエッセンスのところを思い切り味わえる。音楽が良い。演出が良い。構成が良い。俳優が良い。
ティム・ロス好きなんですよ〜『ライ・トゥ・ミー』ってドラマ知ってます?一瞬の表情や仕草から嘘を見破る研究者が、難事件の解決に一役買うって話で、アメリカ版古畑任三郎の趣。
『レザボア』に話を戻すと、『トゥルー・ロマンス』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の脚本を成すも、監督に成り損ねていた若きタランティーノだが、三度目の正直と意気込んだ本をハーヴェイ・カイテルが気に入って、遂にメガホンを取ることとなる。
ところで、ハーヴェイ・カイテルに似てるおばさんって、時々いません?おじさんじゃなくて、おばさん。ウチの祖母とか。

おばさんはおじさんになります虹鱒

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)



「週刊俳句」に寄稿致しました。
宮島で鹿を見ていた時、ふとジョージ・ハリスンを思ったのが着想。

https://weekly-haiku.blogspot.com/2020/01/10.html



JOKER.jpg

今年は、301のホームページをスタートさせます。
多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。
僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。
お楽しみ下さい。
※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。

「山本真也のキネマ句報(仮)」1本目

『JOKER』(2019)
監督/トッド・フィリップス
出演/ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ

荒木飛呂彦は、ディオが描きたくてジョジョを始めたという。バットマン映画を思い返しても、マイケル・キートンよりジャック・ニコルソン、クリスチャン・ベールよりヒース・レジャーの方が印象深い。
さて、この作品。日本で言えば、ピッコロ大魔王で格差問題や社会の不寛容を扱うようなものである。これをアメコミでやれるところに、アメリカの底力と、そして根深さがある。いや、沈潜してしまう分、我が国の方がもっと深刻かもしれない。
ともあれ、こんなに暗い話なのに、絵が美しく、カタルシスもあって、紛れもなくエンターテイメントであった。

ヒーローにヴィラン新茶に花林糖



himuro2020-1.jpg

俳誌『氷室』の令和二年一月号が発行されました。
2019年度氷室作品コンクールの入賞作として、「北半球」と題した20句が掲載されております。ちょっと演歌臭かったかな…

天道虫洗濯物を走り去る
溢蚊に妻のふともも食はれけり
虫の声北半球を鳴り渡る

見本誌は、送料込み1000円でお届けします。詳しくは以下のホームページをご参照下さい。
http://himurohaiku.com




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