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俳句、短歌、詩、エッセイ、漫画等の複合メディア誌を創刊致しました。
画家の他、作家、文理の研究者、学生、編集者の九人、オッサンからおねえさんまで各者各様の布陣。
我々の拠点からその名を取って、『301』という本です。
私は俳句、挿絵入りショートショート、装丁で参加しております。
是非ご高覧下さい。

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シンガーZAZの身体には音楽が入り込んでいる。
毛細血管の端の端に至るまで音楽が入り込んでいる。
だから彼女が発する全ての音符、音符にならない倚音や喋る声、声にならない吐息にまで音楽が宿っている。

実は絵画より音楽が好きな僕は、常にそれを思う。
線の一本一本、タッチの一つ一つに音楽を。


Paris sera toujours Paris/ZAZ




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偉大な画家がくれるものは、勇気だ。
チェコの作家Ludvík Kubaの絵をなぞりながら。
及び、恩師三谷祐幸の回顧展を思い返して。



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三十七になった。
お前は三十五か、六やったか。
ここんとこたまに会ってやる互いの近況報告を一言で纏めると、“焦り”やな。
しかしこんな五月の風に吹かれてたら、どうでもええな、そんなもんは、やっぱり。
気負いや焦りが原動力になることもあるけど、他人の目で自分の人生眺めても仕方無い。
少なくとも俺等、自分の目だけは持ってる。
真っ直ぐスコンと抜ける道が見えるような視力のもんではないけど。
ここの土蹴り上げて、あそこの木と木の間擦り抜けて行ったらええんかなっていう予感程度のもんやけど。
でもそれをパッチリ見開いて、次の近況報告は“開き直り”と行こう。
俺達に焦ってる暇なんか無い。



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言葉など無くても、分かる人は分かっているし、伝わることは伝わっている。
言葉を幾ら尽くしても、分からない人には分からない、伝わらないものは伝わらない。
そんな風に感じる。
それじゃあ僕は、何を今更、絵や文章に託しているのだろう。
どれだけ大事と分かり切っているような記憶や思いも、人間の性質として、時と共に薄れたり、日常の中でふと忘れてしまったりする。
ではせめて、その影絵だけでも残そうと、僅かばかりの抵抗をしているのか。
或いは、そんな壁は乗り越えられないと達観している様で居ながら、やはり諦め切れず、形を変えては、届かない何かを何とか向こう側へ響かせようとしているのか。
いずれにせよ、僕は実に子供っぽい情熱に動かされているようだ。
でも、それで良い。
毎日訳知り顔で澄ましている分、画布の前くらいは馬鹿で良い。
幻想と理想に殉じる馬鹿で良い。




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