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2019/10/08 (Tue) 本日より会期後半
2019/09/06 (Fri) 『船団』第122号

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「投げ遣り」という言葉を広辞苑で引くと―
投げすてておくこと。結果はどうなってもかまわないと、無責任な態度であること。
とある。
goghportrait.jpg
国立新美のゴッホ展で見たこの絵の背景の投げ遣りっ振りに、僕は打たれた。
筆振るったまま、タッチを揃えたり整えたり一切無し。
ここをこの色に塗りたい、それだけ、それ以外は要らない。
絵は目で見るものにも拘らず、絵面という結果はどうでも良い、何をしたいか伝わればそれで良い。
その無責任な態度こそが、結果的に暗喩となり、絵の色気となる。

言い換えよう。

模写は良い。
特に他の画材でやるのが良い。
同じ道具だと、どういう技法かどういう筆触かの研究に傾き勝ちだが、違う媒体に依ると、絵面は真似難いけれども、却って画家が何を描こうとしたのかという、より本質的なものの見えて来ることがある、聞こえて来ることがある。
巨匠との対話、至福の時。


上はドガの彫像のスケッチ。横浜美術館にて大回顧展開催中、12月31日まで。必見!下は前述のゴッホの模写/ロートレックの模写/シーレの模写/ドーミエロダンアンソールの模写/レンブラントの模写
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