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先輩に嵯高健史さんという人がいて、一緒に描いたり飲んだりしているのだが、この方が身の周りのささやかな美しさを集めて詩にするのを日課とされている。
結びの句はいつも、“世界は今日も美しい”。
彼が日々その台詞を重ねる意味を考えながら、そこに僕の思いも重ねたい。

嵯高さんが取り上げるモチーフは例えば、目の前を行くイイ女、陽光受けて煌めく桂川、真っ青な秋晴れの空…
ところがイイ女は悪女だったりするし、自然の猛威は泥水を溢れさせ、日差しに紛れて放射能の降り注ぐのが、この世の現実だ。
だからって、人間の汚さや無力さや愚かさをしたり顔で糾弾するのも、足りてない気がする。

美しいものを美しいとなぞるだけでなく、美しいものの裏に潜む醜さだけを炙り出すのではなく、醜さを孕みながらなお美しいこの世をやはり美しいと語れるような、第三層を詠む詩人でありたい。

世界はそれでも美しい。


ウディ・アレンはそういう映画作家だと思います。『ミッドナイト・イン・パリ』予告編。



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