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ゴールデンウィークは、左脇に姪っ子、右脇にチワワを抱え、村上春樹を読むというのんびりしたものであった。
話題の新刊、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
いつもながら、ファンタジックであり且つリアリティがある。
二つは相反しない。
どれだけ荒唐無稽な世界に在っても、(今作は現実世界が舞台だが、)登場人物は実在感を持って動く。
不自然な程に洒落た言葉が連なって、自然に現実の輪郭を形作る。
それは、村上さんが想像力を働かせながら、人間を、この世界を丁寧に観察するからだと思う。
だから物語が強い。
物語だけで持って行ってしまう。
何が言いたいのか分からないと評する人も居るが、何かのメッセージの為に物語が在るのではなく、キャラクター一人一人が活き活きと動き回り、結果、各々の背中が色々を語る。
その総体は結局、僕に強烈なメッセージを残す。
人は、意義ある何かの為に生きるのではなく、生きること自体が意味になるのだ。
(此処で、人物が動くに任せるという村上さんの制作手法がとても重要であろう。先がどうなるか自分でも分からないといったコメントがしばしば聞かれる。)

僕は彼の様に描きたいと思う。
どんなタッチにせよ、人生をこそ表す。
そもそも、人生自体が絵画の様なものだ。
白い毎日を、赤で青で或いは黒で塗る。
だから僕に作れるのは、真紅の月曜、紺碧の火曜、烏羽の水曜の絵だ。
眼前の画布に人生の画布を重ね合わせる。
そのように貴方を描き、庭の花を描き、花を照らす太陽を描く。

Life is a canvas.
そこに最高の絵を描いてやる。
そして最高の絵を描いてやる。

上は此間の個展で飾った父の肖像、『息子よ、絵で飯食うて行けんのか?』

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先生はお父様とよく似てらっしゃると思います。
【2013/06/21 12:42】 URL | 藤原サオリ #-[ 編集]
え〜藤原さん〜全然嬉しくないです〜( ̄△ ̄;
しかしオヤジの顔描いてるとふと自分に似たり、自画像がふとオヤジになるんですよね。
後、こないだ新地のキャバクラで同じホステスのお姉さん取り合いした時は、女性の好みまで似てるのかと思いました。
【2013/06/21 17:48】 URL | 山本真也 #-[ 編集]
村上春樹は全く知らんが、この話でいくと

白磁の明日を描いてみたら、
それは最高の絵として描かれてた

って画家になって欲しいですな。

親父さんの自画像は買えんが、ビキに続く一枚を期待してます。
【2013/06/25 23:34】 URL | うざわ #-[ 編集]
ええこと言うな、うざわ。
さすが伝説のロックバンド、PONZのドラマー。
相変わらず“作り上げた僕似の偶像を拝んでは今を絶えず憂う僕”かもしれないけれど、あの頃よりはもうちょっと今を大事に生きて、描いて、うざわが言うような画家になりたいと思います。
後、君の元にある絵はビキではなくティンクだし、ビキはビキでなくビビだ、あんなに四角くない!
あ、もはやビキは四角どころか真ん丸やけどな!
【2013/06/26 03:46】 URL | 山本真也 #-[ 編集]














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