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2020/06/09 (Tue) 髪うねる
2020/06/04 (Thu) 『船団』第125号

インファナル・アフェア

「山本真也のキネマ句報(仮)」13本目

『インファナル・アフェア』(2002)
監督/アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演/トニー・レオン、アンディ・ラウ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン

香港版『ゴッドファーザー』と呼ばれるのは、マフィア物で三部作という共通性に拠る。特にⅡは、いくつものシーンがゴッドファーザーシリーズへの濃厚なオマージュになっている。潜入捜査官と潜入マフィアを中心にした物語で、トリロジーそれぞれテイストが違い、Ⅰはクライムサスペンス、Ⅱはシェイクスピア的悲劇、Ⅲは心理ドラマ+ミステリー。粗い部分もあるのだが、それが妙に香港の雑多な景観とフィットしていて、物凄い疾走感に否応無く持ってかれる。
スコセッシがディカプリオとマット・デイモンでリメイクしてオスカーも獲った『ディパーテッド』は、アメリカらしい乾いた質感で原作より洗練されているが、本家の醍醐味であった善悪の境界がブレるような「あわい」のところが削がれてしまった。エリック・ツァン演じるマフィアのボスはどこか憎めない愛妻家だったが、ハリウッド版のジャック・ニコルソンはあの顔で血みどろで麻薬に乱交、200パーセントの悪役である。

悪者が悪者の顔秋暑し

掲句は、ナポリの治安悪そうな場所で詠んだもの。

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)

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