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スパニッシュ・アパートメント

「山本真也のキネマ句報(仮)」20本目

『スパニッシュ・アパートメント』(2002)
監督/セドリック・クラピッシュ
出演/ロマン・デュリス、 オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス、ケリー・ライリー、ケヴィン・ビショップ、ジュディット・ゴドレーシュ

外国に暮らすとは、自国を思うことだ。ホームシックの話ではない。
この映画が流行った頃、主人公のグザヴィエがバルセロナに留学したのと同じように、僕はパリにいた。ファーストネームで呼び合ったりほっぺにチューする挨拶をしながら日本人の持つ距離感について考え、ルーヴル美術館のテラスで谷崎潤一郎とか司馬遼太郎を読んだ。向かいのパン屋のバゲットは美味かったが、京子食品までスペイン米を買いに行った。そのようにして僕はフランスにかぶれながら、より日本人になった。
帰国して暫くは、行ったことのない寺社を巡り、コシヒカリやササニシキを食っては感動した。周りの女性に「山本くん、顔一個分くらい近い」と怒られた。今は、油絵を描き俳句を詠んでいる。

えんぶりの後はスペインバルに行く

劇中そのままの多国籍チームでプラス・ディタリーの中華街に繰り出した折、各自自分の皿を注文しようと主張するフランス人に対し、この回る円卓が何の為にあるか説明しながら喧嘩したが、あの時ほど口の回ったことはなかったな…

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)

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