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「山本真也のキネマ句報(仮)」24本目

『TENET』(2020)
監督・脚本/クリストファー・ノーラン
出演/ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ケネス・ブラナー

クリストファー・ノーランは、当代最も新作を待ち望まれる監督だろう。と言っても、その作品が取っ付き易いわけではない。時間軸を弄る。高度な物理学を下敷きにする。或いは蓮實重彦は「着想を視覚化できていない」と演出の拙さを指摘する。『TENET』初見者の多くが、様々な場面で「何が起きているのかよく分からない」のではないか。
それでもやっぱりノーラン大好きです。奇抜なアイディア、練られたストーリー、実写にこだわったゴージャスな映像、さあ!映画が始まる!何かが起こる!何じゃこりゃー!すげー!映画最大の醍醐味であるワクワク感が、当代最高だ。
また役者の選択が良い。マイケル・ケイン、キリアン・マーフィー、クリスチャン・ベール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、アン・ハサウェイなどの常連組が、シュールな風情を強調する。今作のロバート・パティンソンとエリザベス・デビッキもバッチリSF顔。主人公のジョン・デヴィッド・ワシントンは野性味と知的さを兼ね備え、父デンゼルの血を感じさせる。ただ、ケネス・ブラナーの悪役はどうやったんかなあ。シェイクスピア俳優だけあって、このクールな世界観にはどうも「温度」があり過ぎる。本編前に『ナイル殺人事件』の予告が流れて、名探偵ポワロ役のブラナー見てしまったせいもあるんだけど。

秋に入るうしろ歩きの子どもたち

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)

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