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2019/06/25 (Tue) 一週間前
2019/06/05 (Wed) 『船団』第121号

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愛犬のビビが亡くなりました。
共に過ごした12年の歳月、沢山の幸せとハプニングをくれました。
彼はれっきとした純血のチワワでしたが、骨格が大きく体重は5キロ超で、散歩中に「何の犬種?」と尋ねられたこと数え切れません。
家に来た時は掌サイズでしたが、文字通り日に日にでかくなり、風貌が反社会的勢力と噂の私の父は、「ニセモン掴ませたやろ?!」とペットショップに電話しました。
いくらチワワとして大きいと言っても、奈良公園の牡鹿に喧嘩売った時は焦りました。
もっと焦ったのは、彼がまだデカくなり切る前、小回りの効いた頃、散歩好きが高じて3度脱走しました。
そのくせ裏山からぶるぶる震えながら走り戻って来た時、汗と冷や汗でびしょ濡れの僕もぶるぶる震えました。
日頃は温厚なのですが、時にアニマル振りを発揮し、私の母と散策中、犬猿の仲のエジソン君と遭遇してとち狂い、眼前の母のふくらはぎに噛み付きました。
妹がじゃれてビビの長過ぎる鼻にキスしていた時、ちょうど家の前を救急車が走り、サイレンに興奮したビビは、妹の唇に思い切り歯を立ててディープキスをかましました。
オジサンになって毛が白っぽくなってからは、幼少時と真逆の哀愁と貫禄を示し、マイケル・コルレオーネも真っ青の渋い横顔でありました。
最高の友であり、最高のモデルでした、ビビ有り難う。
お葬式の時、小型犬用の棺に納まらず、ワンサイズ大きいのに入りました。
最後にやっぱり中型犬なのを認めざるを得なかったね、ビビ。

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WBCが終わった、最高の形で。月並みですが、感動した。
最も痺れたのは、やはり決勝戦の延長10回表、イチローが決勝の2点タイムリーヒットを放った場面。あの舞台を用意した神様、あの局面で打ったイチローに乾杯は勿論だが、あの打席で勝負を選んだ韓国チームの意気にもあっぱれ。
2006年第一回WBCのアジアラウンド直前、イチローが「戦った相手が、『向こう30年は日本に手が出せないな』と、そんな感じで勝ちたい。勝つだけではいけないと思う。」とコメントしたことに、韓国のメディアが激しく反応。以降、イチローは韓国の野球ファンにとって、最大にして最も憎いライバルと見做され、今回の大会でも打席に立つ度、激しいブーイングを浴びせられた。
あの敬遠されてもおかしくない場面での勝負は、「こいつを倒してこそ」という韓国側の勝ち負け度外視のプライドを懸けた戦いという風に映った。―世界一の懸かった場面で、勝負よりもプライドを懸けた戦い。
改めて、悪戯好きの神様に、神様のようだったイチローに、誇り高き韓国人にあっぱれ。

と涙していたら、韓国代表の監督が「ベンチからは、臭い球を投げて、状況が悪くなれば歩かせろとサインを出していた。それが投手にまでちゃんと伝わっていなかったようだ。はっきりと敬遠のサインを送っておくべきだった。悔やまれる。」と話したとか…
夢壊さないでよ…

2009.3.24 WBC決勝 10回表 イチロー、値千金の決勝タイムリー




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家の近所にイヌイさんという方が居て、眼鏡屋を営んでらっしゃる。
イヌイさんの風貌を人間で例えるなら宮崎駿とか桑野信義だが、動物なら間違いなく犬である。
しかし猫を二匹飼っていて、どちらもこの上なく丸い。
丸い猫達は昼間、眼鏡のショーケースの上でさらに丸まっているのだが、朝晩二回、イヌイさんに首紐巻かれて散歩に出掛ける。
その風体、ペットとの暮し振りも十分に謎だが、イヌイさん最大の謎は、そのお店の経営戦略である。
先日、家の郵便受けに入っていたチラシによると、
末尾が2008、2009の官製年賀状を持参すると→7.5割引
末尾が008、009、010→6.5割引
末尾が08、09、10、11、12→5.5割引
以前は「偶数日に誕生で偶数日来店の方、奇数日に誕生で奇数日来店の方、7割引」というキャンペーンをやっていた。
そんなに割り引いて大丈夫なのか?
割引されない人は買い物をするのか?
そんな私の懸念をよそに、定休日は毎月第3日曜のみ、朝9時半から晩8時半まで、猫2匹従え、今日もイヌイさんは働き続ける…
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日曜日に、歴史好きのガールフレンドと私の妹と映画館に行った。
お目当ては、横山光輝の漫画『三国志』を読み返すという万全を期して、『レッドクリフ』
しかし、妹が『P.S.アイラヴユー』が良いとごねて、結局そちらになった。
やや不貞腐れて指定の席に腰下ろした私であったが、その腰が砕け、スクリーンに引き擦り込まれるのに時間は掛からなかった。
ドラマはスマートに焦点が絞られ、言葉にすると陳腐だけれど、描かれる愛に心温められ励まされる。
そして『300』の時とまるで違う役柄ながら、やはり格好良過ぎるジェラルド・バトラー
上映終了後、彼女の目の下のファンデーションは縦に固まっていた。
また、テレビCMでは、ジェラルドの甘く渋い声で「ピエス、アイラヴョ」とタイトルになっているフレーズが聞かれるのだが、鑑賞前にその物真似を繰り返していたせいで、ここぞで使われた際、感情移入し切れなかったことを後悔していた。
良い映画だった。
見て良かった。
『レッドクリフ』は日を改めて見に行こう。
ちなみに妹は大半寝ていて、よく覚えていないという。
P.S.ファッ★ユー

"P.S. I Love You" Movie Trailer




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ドラマーがsakuraだった頃のラルクは美しい。tetsuやkenの作るキャッチーで疾走感ある曲に、彼の軽快なドラミングはぴったりだった。yukihiroが加入し、荒々しさとアングラな臭いが加わって、バンドの幅は広がった。一方、それまでの丁寧で軽やかな肌合いは薄れ、時に雑な印象も受ける。

リッチー・コッツェンが入った渋いMR.BIGも良いが、ポール・ギルバート在籍時のポップなセンス溢れる楽曲が恋しい。エリック・マーティンもブルースやソウルに寄っており、方向性の近いリッチーとの組み合わせでは色彩がやや単調になった。ポールが居て起こった化学反応は、バンドにこの上ない煌びやかさをもたらした。

画家は一人しこしこ描いている印象かもしれないが、絵もまたモチーフと画家の化学反応だ。例えば人体クロッキーなら、モデルが誰か、どんなポーズを取るか、初めて描く人か、よく知った人か、どんな人か、その日その瞬間のモデルの感情、その日その瞬間の僕の感情、そこで何がシンクロするかしないか、そういったことは自然に絵に表れる。風景の持つ色、形、歴史が決定するイメージ、季節・時間・天候によっても移ろうだろう。蕾、開いた花、萎れた花、枯れた花、その日その時の僕とどう響き合うか。孤独な自画像は化学反応と言わないかもしれないが、心身の状態によって色も形も左右され、却って描く度違った顔が出来上がる。

今日の絵は今日しか描けないし、昨日の作品は昨日だけのもの、明日は明日の画面が浮かび上がろう。画家が日々描く絵は、文字通り日記なのである。

MR.BIG-Take Cover





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