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2020/06/09 (Tue) 髪うねる
2020/06/04 (Thu) 『船団』第125号

ワイルド・スピード スーパーコンボ

「山本真也のキネマ句報(仮)」14本目

『ワイルド・スピード スーパーコンボ』(2019)
監督/デヴィッド・リーチ
出演/ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ヴァネッサ・カービー、イドリス・エルバ、ヘレン・ミレン

最近の『ワイルド・スピード』は生のカーレース要素が減ってしまった、などと今さら言う気はない。それより気になるのが、ハゲマッチョ祭りになっていることである。主役の一方だったポール・ウォーカーが亡くなり、そこにドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが加わって、ヴィン・ディーゼルと三人、終始ハゲマッチョのいずれかが映っている状態で、もう車にも他のキャラにも集中できないくらい、頭と筋肉がキラキラしている。
そこを開き直って作ったのがこのスピンオフ。潔くてとても良い。元のタイトルは『Hobbs & Shaw』、これはハゲマッチョ×ハゲマッチョの映画なんですよーと、こうなると、むしろキラキラの頭と筋肉にこそ集中するのだ。
日本はアクション映画が少ないし、ハゲマッチョというポジション自体がない。そもそもハゲに人気がない。渡辺謙くらいだろうか…いや、竹中直人と麿赤兒がいるぞ!

立冬の頭頂部まだ大丈夫

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)



インファナル・アフェア

「山本真也のキネマ句報(仮)」13本目

『インファナル・アフェア』(2002)
監督/アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演/トニー・レオン、アンディ・ラウ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン

香港版『ゴッドファーザー』と呼ばれるのは、マフィア物で三部作という共通性に拠る。特にⅡは、いくつものシーンがゴッドファーザーシリーズへの濃厚なオマージュになっている。潜入捜査官と潜入マフィアを中心にした物語で、トリロジーそれぞれテイストが違い、Ⅰはクライムサスペンス、Ⅱはシェイクスピア的悲劇、Ⅲは心理ドラマ+ミステリー。粗い部分もあるのだが、それが妙に香港の雑多な景観とフィットしていて、物凄い疾走感に否応無く持ってかれる。
スコセッシがディカプリオとマット・デイモンでリメイクしてオスカーも獲った『ディパーテッド』は、アメリカらしい乾いた質感で原作より洗練されているが、本家の醍醐味であった善悪の境界がブレるような「あわい」のところが削がれてしまった。エリック・ツァン演じるマフィアのボスはどこか憎めない愛妻家だったが、ハリウッド版のジャック・ニコルソンはあの顔で血みどろで麻薬に乱交、200パーセントの悪役である。

悪者が悪者の顔秋暑し

掲句は、ナポリの治安悪そうな場所で詠んだもの。

(今年は、301のホームページをスタートさせます。多ジャンルを横断するコンテンツを発信して行きますが、そのうちの1コーナーを先行公開。僕、山本真也の担当する「キネマ句報(仮)」は、毎週一本の映画を取り上げ、コラムとそれにまつわる一句という形で展開します。お楽しみ下さい。※コーナー名を「キネマ句報」と「cunema」で迷っております。)



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5月の301ワークショップ「女性ヌードモデル・クロッキー会」(関西美術院合同企画)も、新型コロナウイルス感染防止の観点から、開催を延期致します。
日程は状況が落ち着き次第、アナウンスさせて頂きます。申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

【第24回301ワークショップ 女性ヌードモデル・クロッキー会(関西美術院合同企画)】
日時:延期
会場:調整中
司会:山本真也(画家/俳人)

紹介:「女性ヌードモデル・クロッキー会」
人が絵を描く、人を描くことは、壁画の太古より現在に至るまで続けられて来た営為である。
飽き性の私をして、人はいくら描けども、飽きない。

人間の体は、表面的な美しさもさることながら、バリエーションに富む運動体、内面や人生を示唆する表現体として観察することもでき、多面的な面白さを有する。
ともかく、日頃絵を描かない方も、一度筆を執ってみられたい。
人間への思いが変化するはずだ。
持参品:30ポーズ程度を予定しています。
お好みの画材やスケッチブックがあれば、お持ち下さい。コピー用紙・鉛筆・画板は会場に用意があります。

参加費:1500円
ご予約は、workshop301@outlook.comまで。

関西美術院
1906年、浅井忠を中心に、本格的洋画研究所の先駆けとして設立される。
梅原龍三郎・安井曾太郎・須田国太郎らを輩出。
現在も創立時の理念に基づき、石膏写生・人体写生・油画制作が行われる。
建築は、京都市役所・京都府立図書館等で知られる武田五一。
北向きの大きな窓からの自然光で描くことができる。
http://www.kanbi.org
           *
以降のワークショップのスケジュールは、
https://workshop301.amebaownd.com
をご参照下さい。
           *
301第二作品集『301vol.2ダダダダウッピー』発売中です。
https://www.amazon.co.jp/301vol-2ダダダダウッピー/dp/4909541055/ref=sr_1_fkmr0_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=301+象の森書房&qid=1576825846&sr=8-1-fkmr0



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俳誌『氷室』の令和二年四月号が発行されました。
今回の「句集歴程」は、竹味千賀子さんの『プロメテウスの泥遊び』について書かせて頂いた。「太陽」「草樹」というタイプの異なるグループで作って来られた千賀子さんは、とてもバランスの良い俳人だ。

北窓を開けて校長鳥放つ
ふくらはぎ揉んで叩いて熱帯夜
きちきちの跳んで前方後円墳
来世まで視界良好日向ぼこ
精神科医焚火の世話をやりたがる
大根焚く還暦といふ落し蓋
大根擂る自分がわからなくなりぬ
薔薇を剪る影まで赤き薔薇を剪る

「…正攻法を取りながら、そう来たか!という意外性も持ち合わせていて、もう外角いっぱいのストレートを決められたバッターの気分。」

見本誌は、送料込み1000円でお届けします。詳しくは以下のホームページをご参照下さい。
http://himurohaiku.com



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4月の301ワークショップ「私たちの季語を創る」は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、開催を延期致します。
日程は状況が落ち着き次第、アナウンスさせて頂きます。申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

【第23回301ワークショップ 私たちの季語を創る】
日時:延期
場所:調整中
進行:宇都宮さとる、工藤 惠
テーマ:「私たちの季語を創る」

 俳句を作るとき、季語の存在を無視することはできません。
 有季であれ、無季であれ、常に季語を念頭に置きつつ、俳句を作っていますが、この「季語」は時代とともに、変遷してきました。
 私たちの時代には、私たちの季語があっていい。
 今の時代を見つめつつ、また、季語への理解を深めながら、私たちの季語を創っていく。そんな素敵な展開を見据えたワークショップにできればと思います。

構成(予定)
1.「季語の変遷とその時代における役割」について(ミニ勉強会)
2.「春を表す言葉」を探す
3.「春を表す言葉」で句会(袋回し)
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以降のワークショップのスケジュールは、
https://workshop301.amebaownd.com
をご参照下さい。
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301第二作品集『301vol.2ダダダダウッピー』発売中です。
https://www.amazon.co.jp/301vol-2ダダダダウッピー/dp/4909541055/ref=sr_1_fkmr0_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=301+象の森書房&qid=1576825846&sr=8-1-fkmr0




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